Advantage+をオフにする方法|予算・オーディエンス・配置・クリエイティブ別の手順

Advantage+をオフにする方法|予算・オーディエンス・配置・クリエイティブ別の手順
この記事の結論

Advantage+をまとめて止めるスイッチはありません。予算・オーディエンス・配置のどれかを絞り込むと、その部分に「Advantage+ オフ」と表示されます。広告の見た目を自動で変える機能は、それとは別に、広告ごとにオン・オフを切り替えます。どこを外すと何が止まるのかを分けて考えれば、必要な部分だけ手動に戻せます。

Meta広告で新しくキャンペーンを作ると、多くの場合、最初からAdvantage+の推奨設定で始まります。配信先も、見せる相手も、広告の見た目も、AIに任せた状態です。

これを止めたいとき、どこか1か所を切り替えれば済む、と思われがちです。実際は違います。止める場所は4つです。

どこで何をすると止まるのか。Metaのビジネスヘルプセンターに書かれている条件をもとに整理しました。

目次
  1. Advantage+は1つのスイッチではない
  2. キャンペーンが「Advantage+ オフ」になる条件
  3. オーディエンスを絞りたいとき
    1. 提案は、制限ではない
    2. オフにせずに絞れること
  4. 配置を絞りたいとき
  5. クリエイティブの自動調整を止めたいとき
    1. 広告をまとめてオフにする手順
  6. オフにする前に考えること
  7. まとめ
  8. よくある質問

Advantage+は1つのスイッチではない

Advantage+は、AIでキャンペーンを最適化する製品の総称です。キャンペーン全体を任せるものと、1つの工程だけを任せるもの。大きくこの2つに分かれます。

まとまり中身
キャンペーン全体Advantage+ セールス・アプリ・リード獲得キャンペーン
予算Advantage+ キャンペーン予算
オーディエンスAdvantage+ オーディエンス、カスタム・類似・詳細ターゲット設定を提案として使う機能
配置Advantage+ 配置
クリエイティブAdvantage+ クリエイティブ、Advantage+ カタログ広告

キャンペーン画面の「Advantage+ オン」「Advantage+ オフ」の表示を決めるのは、このうち予算・オーディエンス・配置の3つだけ。クリエイティブの自動調整は、この表示とは別の管理です。

キャンペーンが「Advantage+ オフ」になる条件

どの操作でオフに切り替わるのか、Metaの公式ヘルプに具体的な条件があります。

場所オンのままオフになる
予算キャンペーン予算を使う。広告セットごとの上限予算を設定してもオンのまま広告セットが複数あり、キャンペーン予算を使っていない
オーディエンス選んだ条件を「提案」として使う「広告のリーチをさらに限定」を選ぶ、または「提案として使用する」のチェックを外す
配置Advantage+ 配置を使う配置を1つでも除外する、モバイルかデスクトップをオフにする

1か所でもオフになれば、そのキャンペーンはもうAdvantage+ オンではありません。表示は項目ごとに出るので、どこが原因かはすぐ分かります。

オーディエンスを絞りたいとき

オーディエンスの設定は「制御」と「提案」の2種類。ここを混同すると、絞ったつもりで絞れていない、ということが起きます。

提案は、制限ではない

年齢、性別、詳細ターゲット設定、含めるカスタムオーディエンスは、初期状態では「提案」として扱われます。たとえば性別に女性を指定しても、反応しそうだとAIが判断すれば、男性にも配信されます。

本当に指定した人だけに届けたい場合は、「広告のリーチをさらに限定」を選ぶか、「提案として使用する」のチェックを外します。この操作で、オーディエンスはAdvantage+ オフになります。

オフにせずに絞れること

地域、最低年齢、除外するカスタムオーディエンス、言語は「制御」にあたり、指定した範囲の外には配信されません。最低年齢を25歳まで上げることと、カスタムオーディエンスを除外することは、Advantage+をオフにせずにできます。

既存の顧客を外したい、未成年に出したくない、といった目的なら、オーディエンスのAdvantage+を切る必要はありません。ターゲティングの種類ごとの使い分けは、Meta広告のターゲティングの種類と使い分けで書いています。

配置を絞りたいとき

配置は、広告セットの設定で配置を1つでも除外するか、モバイルかデスクトップのどちらかをオフにすると、Advantage+ オフになります。

ただし、アカウント全体で特定の配置を避けたいだけなら、広告アカウントの設定にある「アカウント制御」を使う方法があります。Metaは、アカウント制御を使ってもキャンペーンのAdvantage+の状態には影響しない、と明記しています。

配置を絞るべきかどうか自体は、商材と成果の出方で変わります。実際に絞った例はMeta広告の配置は絞るべきかにまとめています。

クリエイティブの自動調整を止めたいとき

Advantage+ クリエイティブは、アップロードした画像や動画、テキストを、反応しやすい形に自動で調整する機能です。Metaは、一部の調整が初期設定でオンになることがあり、いつでもオフにできると説明しています。

公式ヘルプに並んでいる調整は30種類を超えます。明るさとコントラストの調整のような軽いものから、背景生成、画像生成、テキスト生成、翻訳のような生成AIを使うものまであります。生成AIを使う項目には「AI」のラベルが付いています。

広告をまとめてオフにする手順

複数の広告で同じ調整を止めたい場合は、一括編集が使えます。

  1. 広告マネージャの「広告」タブを開く
  2. 対象の広告にチェックを入れる
  3. 「編集」の横のメニューから「Advantage+ クリエイティブ」を選ぶ
  4. 「選択したすべての広告を編集」で「編集」を押す
  5. 止めたい調整のチェックを外し、「公開」か「下書きとして保存」を押す

一括編集できるのは、選んだ広告のフォーマットがすべて同じ場合だけです。画像と動画が混ざっていると使えません。

オフにする前に考えること

Metaは、Advantage+ オーディエンスを使った場合、結果の単価が下がる可能性があるとしています。数字は目的によって違い、売上やアプリの宣伝では7.2%、認知では14.8%です。

これはMeta自身の数字で、どの商材にも当てはまるわけではありません。逆に言えば、オフにして成果が上がるか下がるかは、自社のアカウントで比べるまで分かりません。

おすすめは、すべてを一度にオフにしないことです。オーディエンスだけ、配置だけ、と1か所ずつ外して、ほかの条件をそろえて比べます。一度に複数を変えると、どれが効いたのかが分かりません。

まとめ

Advantage+をオフにする場所は、予算・オーディエンス・配置・クリエイティブの4つに分かれています。キャンペーンの「Advantage+ オフ」表示は前の3つで決まり、クリエイティブの自動調整は広告ごとに切り替えます。

年齢の下限や除外オーディエンス、アカウント制御のように、Advantage+を切らずに使える制限もあります。止める前に、本当に切る必要があるのかを確かめてください。

参考にした公式情報(Metaビジネスヘルプセンター):どのような場合に「Advantage+ オン」または「Advantage+ オフ」になるか / オーディエンス制御とオーディエンスの提案について / Advantage+ クリエイティブについて / Advantage+ クリエイティブのエンハンスを一括編集 / Advantage+ オーディエンスについて(いずれも2026年10月14日時点)

よくある質問

Advantage+をまとめてオフにするボタンはありますか?

ありません。キャンペーンの「Advantage+ オン」表示は予算・オーディエンス・配置の3つで決まり、どれか1つを絞り込むとオフになります。広告の見た目を自動で変えるAdvantage+ クリエイティブは、広告ごとに別で切り替えます。

年齢を絞るとAdvantage+はオフになりますか?

最低年齢を25歳まで上げることは、Advantage+をオフにせずにできます。年齢を「提案」ではなく制限として指定し、「提案として使用する」のチェックを外した場合はオフになります。

アカウント全体で配置を避ける設定をすると、Advantage+はオフになりますか?

なりません。広告アカウントの「アカウント制御」は、キャンペーンのAdvantage+の状態に影響しないとMetaが明記しています。広告セットで配置を除外した場合はオフになります。

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